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 I can't think straight.

意味は「ストレートじゃいられない」
つまりは「私はゲイです」ってこと


「ストレートじゃいられない」
というこの映画は

2009年に開催された
第18回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でも
上映された作品だ




とても美しい2人の女性は
それぞれの人生で

男性を愛することに
強い違和感を感じながらも

それでも一生懸命に
愛してみようと頑張る


男と女が愛し合うことが
「当然」とされる世界に生きながら

その相手が
どれほど素晴らしい男性でも

どうしても
心から

その人と一緒にいて
「自分は幸福」とは感じない


こういう図式は

私たちの日常で
誰もが感じたことのある違和感だろう


そもそも

「男と女が愛し合う」という行為は
「違うもの同士の愛」ということなのだ

それが女同士であっても

家柄の違い
宗教の違い

それも違いは違いだ


ゲイだと娘に告白された両親

取り乱して
発狂するのは

どちらの家族でも
母親だったというのが
またそれらしい



この映画を観終わった後は

「女同士が愛し合う」ほうが
自然なことのように思えてしまう



愛し合う組み合わせが

「男と女」じゃなきゃダメだなんて
ホントおかしな話だ


男も人間
女も人間

人が人に魅かれる
人が人を愛する


その組み合わせが

「女と女」
「男と男」であって

何が悪い




同性愛に反対する思想では
「子孫が残せない」ということも
その思想を生んだ要素の1つだろうが

エルトン・ジョンは

同性結婚をして
子供を持って

ちゃんと家庭を作っている



そもそも
子供を持つ持たないとは

極めて個人的なことで

そんなことに
他者や社会は介入すべきではない



会社勤めをしている最中に

結婚したり
妊娠したりするだけで

ヒドい扱いを受けた女性も
きっと少なくはないよね


それは芸能界も同じ

イジメの図は
いまだ健在だ






この映画の監督のコメントに
こんな言葉がある


***

真実の愛なら人間の悩みを解決できると考えるのは
やめようと思っていました

私たちは真実の愛を見つけるために
時に自分自身の内面や信念と向き合わなくてはならない

という真実を追究したかった

***



You can only find true love
when you're true to yourself!



映画「 I can't think straight」予告編

現在iTunesでも
この映画はレンタル中!

何度見ても素晴らしく美しい映画だ