自分が書いた文字は
自分の目で読める

自分が言った言葉は
自分の耳から聞こえる


だからさ


自分が読みたい文字を
自分が書いていけばいいんだよ

自分が聞きたい言葉を
自分の口から出していけばいいんだよ



元旦から
年のしょっぱなから

読んで気分が悪くなるような文字を
聞いて気分が悪くなるような言葉を

自分で自分に発しないように
自分で気をつけていくんだよ



自分が一緒に生きる人
自分が一緒に暮らす人

その人が
四六時中

自分の気分を害することを
語り続けるなら

その人と今後も一緒に生きたいと思うか?
その人と今後も一緒に暮らしたいと思うか? 




自分が自分を害する
自分が他者を害する

こうやって不幸の自給自足システムが
作り上げられていくのだから

その反対を試せば
幸福の自給自足システムは構築されていく




自分の気分が良くなる文字を
自分の気分が良くなる言葉を

自分から生み

自分の目で読み
自分の耳で聞けばいいんだ



***

自分の気分が良くなる文字
自分の気分が良くなる言葉

***



そんなもの今まで一度も
自己内部から生んだ経験がないなら

きっと何も文字も言葉も
浮かんでこないはずだ



そういうときは

「黙ってろ」ってことだよ
「沈黙を知れ」ってことだよ



黙って
好きな漫画でも読んでいればいい

黙って
好きな音楽でも聴いていればいい

黙って
好きな映画でも観ていればいい





自分が黙ることで
自分が沈黙を知ることで

「気分を害するものを生む」行為が
「気分を良くするものを生む」行為へと

少しずつ
少しずつ

沈黙を挟みながら

移行していけるように
なるんだからね