*以下ネタバレあり!


この物語は
母娘モチーフの
毒親テキストなんだ

4
母親=毒親
物語では継母


でも

この世に存在する
ほとんどの毒親は

血の繋がった本当の母親!


5
母親の愛情を
信じて疑う事を知らなかった娘
ラプンツェル

彼女の良いところは
孤独環境を自分1人で
しっかりと謳歌してたところ

18年間の隔離生活の中で
彼女は心身の筋肉を
自ら積極的に身につけていた


***

You were wrong about the world

You were wrong about me

***

今まで信じて
愛していた

母親が!
母親の方が!

間違っていた!


世界のことも
自分のことも

母親は真実を自分に
伝えてはいなかった


毒親の「毒」を見抜いた
毒親の「洗脳」が解かれた

その瞬間こんな風に
誰もが同じように気づくんだよ

世界に対して
自分に対して

誰が嘘を言い
何が真実だったのか


ここが『覚醒』の瞬間なんだ


覚醒に至る
そのプロセスでは

娘は外の世界で
様々な「カケラ」を集めていった

自分の目で見たもの
自分の手で触れたもの
自分の足で感じたもの

その全てが
必然的「カケラ」で

その「カケラ」
全てのピースが揃ったところで
娘の人生の絵は完成し

その絵が
娘を覚醒へと導いた


そして
この映画は

太陽の映画でもあるんだ

02
娘は占星術を
独学で学んでいた

9
パズルのピースが
全部揃った瞬間

娘の部屋は
まるでプラネタリウムみたいになっていた

10
この太陽の
シンボルがあってこそ

娘の脳は
全ての事象を
1つに繋げることに成功したんだ


太陽こそが
娘の国のシンボルであり

娘の国も
娘の血も

太陽が
創り上げたものだから


これは太陽の物語なんだ


太陽は
夢と希望であり

太陽の熱と光は
人生の導きであり

太陽は
人間の人生
そのものだから


6
現実では
王子様は空から降っては来ないけど

物語の中では
彼は窓から飛び込んでくる


ここで興味深いのは
映画の冒頭の彼のナレーションなんだ

This is the story of how I died
(これは僕がどんな風に死んだかの話だよ)


うん
確かに

この物語は
彼の再生の話でもある

彼は見た目は何も変わらないけど
生き方は大きく変わったから

フリンからユージーンへと
偽名から本名へ呼び名が変わったから



もちろん
プリンセスのルックスは
大大大変化だ ↓

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ラプンツェルは
人に奪われる可能性のある魔法は
失ってしまった

普通の女の子になった

このキャラが
「アナと雪の女王」の
アナと通じるんだよ

もちろん
以前のラプンツェルが
雪の女王のキャラだ


一見
普通の女の子のアナ

でもやっぱり
アナも普通じゃなかったということだ


雪の女王みたいに
目に見えて派手な魔法は使えないけれど

自らの中に
決して誰からも奪われる事のない魔法を
密かに隠し持っている


***

自らの中に
誰からも奪われない
魔法を持っている

***

これが

自分を癒し
他者を癒す

『愛という魔力』のことなんだ



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自分の本当の親は

決して自分を否定したりしない
決して自分を攻撃したりしない

嘘も言わないし
真実しか語らない


真実とは・・・

世界は
あまりにも美しく

あなたは
あまりにも美しい存在だ

・・・ということだ


(美=強く凛々しく勇気ある存在!)


自分の本当の親ってのは
血の繋がりとは何の関係もない


血に惑わされないこと

これが嘘を暴き真実を見抜く
つまりは毒と洗脳を解く
唯一のコツなんだ




娘が外の世界へと
大冒険を歩みだした時

もちろん娘の精神状態は
一時的に不安定になった

まだこのときは
洗脳は解かれていないからね

母親を愛し
母親を信じていたから

自らの中に
激しい葛藤が渦巻いた


そんな娘の様子を見て
冒険の友は娘にこう言ったんだ

***

This is part of growing up

a little rebellion
a little adventure

That's good
Healthy even

***

ちょっとした反抗
ちょっとした冒険

そんなのは

大人になるプロセスで
当たり前にあることで

極めて健全な行為なんだよ





(ラプンツェルの未公開秘蔵映像!)


白馬

その名も
マックス(マキシマス)

このキャラが最高だったけれど

馬ってのは西洋では
自己内部にある
「もう1人の自分」を
象徴しているんだ

東洋だとこれが牛になる
(悟りの絵=十牛図)


馬と仲良くなる
馬を上手に乗りこなせる自分になる

これが
セルフ・コントロールの
その意味なんだ


ラプンツェルは最初から
マックスを手なずけてた
(=自制心を身につけていた)


フリンは最初は
マックスと犬猿の仲だったが

ユージーンになる頃には
マックスは自分の最高の相棒になっていた


このあたりの変化も
この映画の最大の見どころでもあるんだ


 



*アナと雪の女王(心象風景解説)