ancien-marseille-fool

犬といえば
愚者のカードなのだけど

もともとのカードの意味は
マルセイユ版が語っている


愚者と一緒に生きる犬
この図式の意味とは

愚者が
感知できないものを

犬が
代わりに感知してくれる

ということだ


それは誘導
その方向の意味もあるし

それは警告
その方向の意味もある


自由を生きるということは

枠も無い
道案内も無い


自分の直感のみが
自分の最大の武器で

それでも自分自身
直感で見落とすこともある

それを犬は
決して見落とすことがない


犬とは
なんとも力強い
人生の相棒じゃないか


そして
もちろん

犬すらも
比喩なのだ


宇宙力みたいなものは
愚者が持つ「杖」で
愚者自身が感知する


だから犬は
そういう類のものじゃなく

Angelaはコレ
他力だと解釈してるんだ


犬とは

自分が
この世で
共存する

現実を生きる人間たちのこと


もちろん
その人間たちの種類とは

「自分の味方」であることは
「人生の味方」であることは

言うまでもない


自分が「個」として
最大限に生きるとは
他者の支え合ってこそなのだ


戻る場所があるから
待ってる人間がいるから

どこまでも
果てしなく

限界を超えて
無限の境地まで

心の旅を
人生の旅を

エンジョイする事が
できるのだから



(環境設定や人間関係が)
自分ひとりじゃ
たった1人じゃ

『究極の孤独』なんての
経験する事は不可能なのだよ



もちろん
『究極の孤独』とは
全く悪い意味ではない

なぜなら
『究極の孤独』の中にこそ

人間が味わえる
最高最大の幸福感が
存在しているから