08

遂に
この日が来たかと

このたび初めて
テレビで正式に
歌声を披露した
裕哉(ひろや)さん


Angelaは最初

見るのを
聞くのを

躊躇した


なぜなら
自分で自分の反応を
予測できなかったから


でもここは
絶対に通過しなきゃいけない

そういうポイントだということは
充分に分かっていて

昨夜
寝る前に

やっと

見た
聞いた


反応は?
といえば


号泣した


号泣なんて
何年ぶりだろう

嗚咽するなんて
何年ぶりだろう



いつも
いつも

心の何処かで
思っていることがある

『尾崎が今も生きていたら』
ということだ



裕哉さんの歌は
裕哉さんの声は

ジョン・レノンの息子が
歌を歌うのとは全然違う次元なんだよ


似てるとか
遺伝子がとか

そういう話じゃなくて

本当に
あの瞬間

裕哉さんの中に
尾崎がいたから


もしかして
これは

一生に一度の
あの生放送の時だけの出来事
だったのかもしれない


もしかして
これは

裕哉さんの歌声の中に
ずっと尾崎が憑依するのかもしれない


それでまた
タイミングも良かったよね

尾崎が死んだ年齢である26歳を
自分が越えてから公の場で歌を披露したことも



この子が生まれた時期の事は
今でもハッキリ覚えているし

この子が生まれて尾崎が残した
「息子への愛の作品」は

今でもAngelaの
大好きな作品だ


コレね ↓

ぶっちぎりの名盤で
なんと2枚組で

全曲が名曲!



 
これが裕哉さんに捧げた曲


そして
このライブのMC

奇跡のように
素晴らしいね



再生
復活
生まれ変わり


それに
こんな形があるなんて

それに
こんな方法があるなんて 



裕哉さんは
これから

ものすごい深い愛を

尾崎と一緒に
今を生きる人々に
歌声で届けてくれるよ