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誰もが皆
自分の中に宝物を持っていて

誰もが皆
自分の中にダイヤの原石を持っていて

でもそれ

探せる人も
磨ける人も

自分しかいない


だけど
いつまでたっても

自分を虐待
自分を放任

それじゃあ

宝物も掘り出せないし
原石を光り輝かせることも出来ない


なにより
最も厚かましい願望は

自分が自分を愛してないのに
自分が誰かに愛されたいと願うことだ


自分が愛せない自分を誰か愛してと?
(それも出来る限り素晴らしい人に愛されたいと?)


この厚かましさに
自覚を持てるなら

自分は変わる
自分の生き方を変えられる


親に愛されたい
親に無償の愛を注がれたい

そう願うのも10代まで
せいぜい20代までだよ

自分が誰かの親になれる
そんな年齢になってまで

親がどうとかこうとか
言ってる場合じゃないから


それにだいたい
不幸な恋愛や結婚をしている人は
恋人や配偶者を自分の親代わりにするから
(もしくは自分が彼らの親代わりをするから)
暗黒&地獄の生活になるんだ

ヤクで夫が逮捕されても
別れない妻ってのは
あれはもう完璧
妻が母親代わりの関係だ
(浮気を繰り返す夫と別れない妻もね)

大人同士の
イチ個人同士の
夫婦関係があれば
離婚するのが当然の流れだからだ


自分が子供を持って
分かったことだけど

自分の子供への愛情と
自分の他者への愛情と
それは全く種類が違うってね


子供に対しては
全面的に全てを受け入れる

でも他者は
そうじゃない


大人として
イチ個人として
尊敬できない人間は
信頼できない人間は

繋がらない
関わらない

そういう選択を
自分が行える

これは当然のこと


そして親は
子供を全受容するのが当然だけど

子供の方は親を
全受容する必要は全くないんだ


じゃあ自分は
自分に対してどうか?


自分が自分を見捨てたら
破滅街道一直線だ

自分が自分を愛して生きたら
幸福街道一直線だ


こんな風に

「対 自分」ってのは
自分の態度が常に一貫しているものだけど

「対 他者」ってのは
自分と相手との関係性によって
ガラっと対応が変わるものなんだよね