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「男と女」だろうが
「男と男」だろうが
「女と女」だろうが


人と人が
ペアで生きるという状態は

人として
当たり前の在り方なんだ


その最初のペアの形が
「自分と母親」だ

そしてここから
大人になるにつれて

「自分と友人」
「自分と恋人」

という風に
移行していって

最終的なペアの形が
「自分と人生パートナー」となる


人と人が
ペアで生きるという状態は

人として
当たり前の在り方なんだ


そして
ペアになる人が座る「椅子」は
たった1つしか存在しない

つまり誰かが
その椅子に座っている間は
他の人がその椅子に座ることは不可能なんだ


一人で生きてます
孤独に生きてます

という人でも

自分のペアの椅子には
必ず誰かが座っている


母親の亡霊とか
忘れられない過去の恋人とか
(ペットなどの動物の場合もある)


だけど
そこ

トットと空席にしないと
(本当のひとりをキチンと生きないと)

新しく誰かと
ペアを組むことなど
どうやっても出来ないんだよ


もしくは
自分の目の前に
親密な誰かがいても

その人と
『大人な関係を形成』することなど
(=幸福な人間関係の形成)

到底不可能なこと
となっていくんだ